ログログ物語・17

温和な木の家ログログ物語・第17回目は、
 『ログ積みの際、施主が協力出来る事』をご紹介。
 ま~イラストを見てもらえれば説明はいりませんよね?
 ログにはログとログを積み重ねて行く間に
 『ダボ』という木の杭みたいなものを差し込んで
 ログ同士の横ズレを防ぐ大事な棒があります。
 このダボ打ち体験ならログ初心者でもお手伝いできるのでは~?
 ホンカの場合、フィンランドの工場で加工する際、
 ダボ穴も一緒に開けて日本に来るので、あとから穴を開ける必要はありません。
 1本のログには数カ所のダボ穴が開いていて、
 その1個、1個に木槌でおおまかに叩き、頭が埋まってきたら、
 小さな玄翁で全て納め仕上げます。
 この時、誰かさんみたいにダボじゃなくってログを思いっきり叩いて凹ませたり、
 自分の足を叩かないように注意!注意~!!(笑)
 ウチのログは四角いダボを少し狭い丸穴に打ち込みます。
 そうすると四角いダボは丸い穴に角の部分を削りながら入り込むので
 より密着するんですね♪
 またもっと細かく言うと丸い穴は上より下側の方が少し大きくなっていて、
 セトリングの時に妨げにならない工夫もあるんですよ!
 ログには電気配線用の穴も開いてるので間違えないようにダボしましょう~(笑)
 ただし、いずれも高所作業となる場合もあるので安全には注意をはらってくださいね!!
 また足場も狭かったりバランスも崩し易いので現場の指示に従いながら
 楽しいログの共同作業になるようにいたしましょう~♪
 そして、この時施主がチェックするのはログ材です。
 ログの凹みや割れ、欠けなど無いかもチェックしましょう。
 全部組んでからだとその構造上、中々交換できないのがログ材ですから、
 またラミネートログの場合、↓こんなエラーログもあるかもしれません!

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これはウチのログ材なのですが、建築して数年してから気がつきました(笑)
 本来ラミネート材は水に強い芯側を外にして張り合わせるのが基本。
 このように同じ方向を向くことはまず無いはずなのです。
 ただ、たま~にコンピューターのミスなのか人的ミスなのかは解りませんが、
 このような材が数年前に出回った事があったのも事実。
 もう最近は全くというほどこのミスは聞きませんが、
 自分のログを自分でチェックするのは良いことですから♪
 他にもここはヤニが出てるなぁ~。。。。とか、
 ここの節は宇宙人のような顔だなぁ~とか面白い事も発見できるかもしれません♪
 あなたも面白い節があったら教えてくださいね♪(笑)
 次回はログ契約以外にも必要になってくるお金の話でもいたしましょう~♪
 これが意外とかかるんですよね~。。。。。お金が。。。。(爆)
 ではお楽しみに~♪

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