ログログ物語・15
第15回は『ログハウスの秘密』です。
今回はこれからログハウスを建てる方の知識になればと思います。
。。。建てちゃった方は。。。。。見ない方が良いかも。。。。(笑)
まずログハウスの型。
イラストの一番上の図です。
良く言われる『口』の字のログ組
比較的こじんまりとした(失礼)ログならこの『口』の字でもOKです。
ただやはり、出来れば『日』の字『田』の字くらいまでログを増やすと
見た目にも解る通りログハウスの強度が増しますよね♪
四方全部ログ壁なら良いのですが、窓を開けたりドアを付けたり。。。
どんどんログ壁が削られていきますから。。。。。
あとはコストの問題もあります。
ログの本数を減らせばコストは下がる
それが価格に反映されれば良いのですが、されない場合もあるかもしれません。
その辺りは施主さんがよ~く勉強しといて下さい♪
次は見えなくなる部分について。
屋根の垂木や根太なんかの材の太さ、高さ、スパンの長さも知っておいて損は無し!
垂木が太ければ屋根材も自由に選べるし、太陽光発電のパネルも余裕で乗せられる。
垂木が高ければ、断熱材も厚いのが入れられて、尚かつ換気のスペースも大きく取れる。
スパンが長ければ軒も大きく取れるので雨もログにあたりにくくなるんです。
根太も同じ、断熱材は屋根だけじゃなく、床もたっぷり!
薪ストーブを後から入れるかもしれないし、ピアノを導入するかもしれない……
そんな理由から垂木や根太は太い!高い!が良い♪
良くメーカーさんが構造見学会をするのはそういうとこが見れるから。
逆に構造見学会をしないとこ。。。。。
見られないうちに蓋しちゃおう~と思ってるかもしれませんよ。。。。(笑)
もし、近くに住宅の建築現場があるようなら、
屋根の垂木を見てください。色々見てると解ってくる事がありますよ~♪
断熱材についても同じ。
標準が何で何ミリの断熱材が入るのかも確認しておいて良いと思います。
断熱材が厚ければ、冬暖かいのはもちろんの事、
夏の熱さも遮る事が出来ますから。
そして最後は建具の差。
これもログハウスには大事なもの。
出来れば木のログハウスには木の建具がやはり望ましいと思います。
もちろん見た目の美しさもありますが、機能も木なら結露知らず!
また同じペアガラスにしても、ガラスは何ミリで間の空気層は何ミリなのかも要確認。
これも結露には関係してくる場所なので重要項目になるのです。
他にも秘密はまだまだあるのですが、
………今回はこのあたりで(爆)
知りたい方は直接お話いたしましょう~(笑)
一生に一度(多分)のログハウス。
決めるのは貴方の自由です。
もちろん予算や仕様、好き嫌いもあることです♪
ですから否定はいたしません♪
知らなきゃ知らないでOKですが、知ってしまったそこの貴方。
奥の深いログハウスの世界にようこそ。。。。。。。。。(爆)
さてさてちょっと横道にずれてしまいましたが、
ログログ物語の主人公のログ材もいよいよ日本にやってきたようですよ~!!
次回は建築時、見逃せない『時』について描いてみましょう~♪
ログの建築現場は見所満載!
その時、その時がイベントです~♪
続く
次回をお楽しみに♪