ログログ物語・12

第12回目からはログの基本的な内容を示していきたいと思います♪
ちょっとお勉強ムードが漂いますがついてきてね~(笑)
皆さんはログハウスのイメージってどう感じてます?
ログハウス=リゾートの別荘。
ログハウス=山小屋。
ログハウス=木が腐りそう。
etc.
この他にもいっぱいあるかと思いますが今回は
ログハウス=腐りそう。。。。にスポットを当ててみたいかと♪
簡単に言うとイラストの通り。
木が腐るための条件ってのがあって、まず栄養となる木材があり、
そこに『温度』『水』『空気』が揃わないと木は腐らないことが解っています。
これら3つの条件が揃うと木材腐朽菌は活発に活動し、木を腐らせていく。。。。
では逆に1つでもこの条件が欠けていれば活動は出来ないということなのです。
われわれが日常生活の中で『温度』と『空気』は無くならないけど、
この『水』はログハウスにとってある程度は避けられる存在なのです。
まずはログの躯体に雨が当たらない設計にする事。
直接雨を当てない構造ならば腐朽速度はかなり遅くなるかと思います。
ただ台風や豪雨等でログ壁に雨がどうしても当たったり、
霧や湿気等、空気中には水分も含まれてますから、もっと腐らないようにするため、
防腐剤(塗料)を塗る。というのも有効な手段となるのですね♪
ただ自然界においての木材腐朽菌は枯れ木などを分解し、
再び利用可能な状態に戻すという重要な役割を果たしてもいるので、
まったくの悪者という訳でも無いんですよ♪
ですから、ログハウスを腐らせないためには雨に当たらない設計にし、
塗料を塗る。。。。。どうしても雨が当たる部分のデッキなどは
腐りにくいハードウッド系で作り、塗料もまめに塗る。。。。
要は愛情をもってログハウスに接する事なのかもしれません♪
と、いうことでログハウス=腐りそうを払拭する『ログログ物語第12回』でした♪
続く
次回は木の強さについて勉強いたしましょう~(笑)
お楽しみに♪

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です